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ブラックサイト  No.213
 映画の世界でもインターネットはよく扱われる題材だけど、今週は「ブラックサイト」という映画を観てきました。

 話のネタは、Webページにアクセスする人の数によって、被害者が早く死ぬという殺人ライブ中継サイト。ダイアン・レインが扮するFBIのネット犯罪捜査官がサイトの運営者を捜し出すという流れ。映画でインターネットを扱うと、「何でもネットやITで管理するから危険ですよ」というやや短絡的な発想のストーリーが多い中、アクセス数と殺人を結びつけ、人間の好奇心の怖さを描き出そうとしたあたりの発想が興味深いと思って、見ることにした次第。内容的にもちゃんと描けていて、最後までしっかりと楽しむ(?)ことができました。ラストシーンのオチもなかなか良かったし(笑)。一応、R-15指定なので、グロなシーンがあるかと思って心配したけど、全然、平気です。まあ、一瞬、残酷そうな映像も流れますが……。

 ただ、わりとツッコミどころもあります。あんまり書いちゃうとネタバレになるけど、たとえば、FBIのネット犯罪捜査官なのに、自宅のPCがウイルスに感染して、外部から侵入を受けちゃうとか(笑)、いくら犯人のスキルが高くてもクルマはハックできんだろう……とかね。まあ、細かいことを言い出すと、キリがないんだけど、観る人が観れば、「ん?」と考えたくなるシーンがあるのは確か。

 ここ数年、ブログの炎上とかも含め、ネット社会の怖さが云々されているけど、この映画で描かれていることもその一面なので、そういう意味では観ておいて、損はないかも。実際に、これと同じことはなかなか起きないだろうけど、好奇心や集団心理が止められないってのはよくわかるし、その一端を垣間見るだけでも観る価値はあるような気もします。ただ、「ブラックサイト」というタイトルは、個人的に今ひとつなじめなかったかな。敢えて、原題の「Untraceable(アントレーサブル/探索不可能)」のままでも良かったような気もします。

 モノ的にはいろいろ出てきますが、ケータイは米Motorolaの「MOTO Q」をはじめ、スマートフォンが多かったような感じ。まあ、PCのサイトを見るんで、必然的にそういう選択になるんだろうけど。

 ちなみに、どうでもいい余談ですが、主演のダイアン・レインは誕生日が同じ1月22日だったりします。ハリウッドの女優さんって、年齢不詳の人が多いけど、いい感じの年の重ね方をしてるって感じでした。
2008/04/13



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