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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国  No.215
 先月のランボーに続き、'80年代の人気シリーズの復活。今週は『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を観てきました。

 当然、世代的には初期の3作品をちゃんと観ていたわけで、約20年ぶりの復活にかなり期待しました。ストーリー上も三作目の「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」から19年後の設定で、インディ自身もそれだけ年をとったことになっています。ちなみに、ハリソン・フォードは1942年生まれだそうなので、公開時の実年齢は65歳。うーん。すんごい元気かも(笑)。

 初期の3作品はヒトラーやナチスドイツが描かれていたことからもわかるように、第二次大戦中が舞台。それに対し、今回は戦争が終わって、10年以上、経った1957年が舞台。ただ、水爆実験のシーンがあったりして、時代背景はいわゆる冷戦時代の最初の頃。ひとつだけ、ネタバレをしておくと、インディは途中で水爆実験に巻き込まれるんですが、到底、考えられない対処法で、その場を切り抜けます。ちょっと無理があったかも……。もうひとつ無理があるように思えたのがエンディング。まあ、前半から伏線もたくさん描かれていたけど、このシリーズにSFチックなことを持ち込んじゃうのはどうなのかなぁ。過去の3作品もオカルト的な話が盛り込まれていたけど……。

 でもまあ、「インディ・ジョーンズ」シリーズらしい冒険活劇であることは確かだし、第1作のヒロインであるマリオンが同じカレン・アレンで復活したりして、旧作を観た人にもかなり楽しめます。ちなみに、彼女が出演することは当初、シークレットだったそうで、ロケのときも一時は偽名でホテルに泊まっていたんだとか(笑)。そう言えば、ショーン・コネリー演じる父親のヘンリーは写真のみの出演でした。

 ちなみに、インディとマリオンの2人に関わりのある人物として、トランスフォーマーの主演などでおなじみのシャイア・ラブーフがマット役で出演しているんですが、どうも彼って、ハリソン・フォードと引き受ける役柄のタイプというか、方向性が似ている気がするんです。というのもハリソン・フォードって、どうも「困った人」を演じることが多く、シャイア・ラブーフも最新作の「イーグル・アイ」を含め、そういう役を演じることが多い。「困った人」ってのは、いわゆる「どうしようもない人」とか「ダメな人」って意味じゃなくて、何かトラブルが起きて「あ〜、困った」「うーん。どうしよう……」って困りまくって、あたふたする人を指しています。ハリソン・フォードって、過去の作品を観ると、「エアフォースワン」「逃亡者」「今そこにある危機」「ファイヤーウォール」など、かなり困った人を演じる比率が高い。スター・ウォーズのハン・ソロはちょっとタイプが違うけど。




2008/06/14



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