| 1998年7月1日 | DSU内蔵ISDN機器の功罪 |
| 1998年7月15日 | 携帯電話やPHSの電子メール機能 |
| 1998年7月15日 | どうする? NTTドコモ |
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1998年7月1日 DSU内蔵ISDN機器の功罪ISDNターミナルアダプタの売れ筋というと、相変わらずDSU内蔵のものの人気が高いようです。たしかに、DSUとISDNターミナルアダプタを接続する必要もないし、一体化できるから場所も取りません。それはそれでいいことなんですが、何でもかんでもDSU内蔵にすればいいってもんでもないでしょう。DSU内蔵モデルの場合、まず気になるのがS/T点端子の有無。これはもう雑誌とかで書きまくってきたから、今さら説明するまでもないでしょうけど、S/T点端子がないということは、他にISDN機器を増設できない。つまり、複数のISDN機器を使えないことになるわけです。最近では、さすがにS/T点端子がない製品とかオプションでも用意されてない製品はなくなってきましたが、1年に1〜2台くらいは発表されることがあります。こういう仕様の製品を出すということは、開発責任者が如何にISDNの実情を知らないのかを表しているとも言えます。
S/T点端子のないDSU内蔵ISDN機器と言うと、最近では富士通のNetVehicle-EX3、シャープのJD-MA1なんてのがありました。ともに、さっぱり売れてませんが、未だに市場に残ってるのを見てると、「事情を知らない初心者が買ってしまって、困ることはないだろうか」なんて心配しちゃうこともあります。ただ、NetVehicle-EX3の方は、OCNエコノミーに接続するときには◎です。ご存じのように、OCNエコノミーは複数の機器を接続できるわけじゃありませんし、NetVehicleシリーズはWWWブラウザから設定できるので、初心者にも扱いやすいですからね。 一方、最近、チェック項目に加わるようになってるのがDSUの切り離し機能。ご存じのように、ISDN回線に設置できるDSUは1台に限られています。これに対し、ISDNターミナルアダプタなどのISDN機器は最大8台まで設置できます(INSネット64の場合)。すでに持っているISDN機器がDSUを内蔵していても、DSUを切り離すことができれば、次に購入した機器がDSUを内蔵していても使い回すことができます。 通常、ISDNターミナルアダプタのアナログポートはアナログ機器が1台しか接続できない(ブランチ接続ができない)ため、接続するISDN機器の台数分のアナログポートが必要になります。最近では電話機やFAX以外に、デジタルCSチューナーのようにアナログポートに接続する機器が増えています。そんなときでも使わなくなったISDNターミナルアダプタがあれば、アナログポート供給用として使い回すことができます。 最初に買うISDNターミナルアダプタはDSU内蔵でも構いませんが、S/T点端子とDSU切り離し機能を備えたものを購入することをおすすめします。
1998年7月15日 携帯電話やPHSの電子メール機能最近、注目してるのが携帯電話やPHSの電子メール機能。NTTドコモの10円メールなんかが有名ですけど、個人的に気に入ってるのがJ-PHONEのSkyWalkerです。
電子メールの有効性は今さら説明するまでもありませんが、携帯電話やPHSで電子メールが使えるということは、手元に電子メールを読める端末が必ずあるという条件が加わります。「モバイルコンピューティングが普及して……」なんて話もありますが、そんな誰でもノートパソコンを持ち歩いてるわけじゃないし、常に電源が入ってるわけじゃない。その点、携帯電話やPHSなら、ほとんどの場合、持って歩いてるから、確実に連絡が取れるというわけです。「そんなの電話すりゃいいじゃん」という説もありますが、「連絡したいけど、電話で話すまでもない」「携帯につながらないけど、ちょっと伝言しておきたい」なんていうことも多いので、やっぱり電子メールが使えた方がいいわけです。おそらく、今後の携帯電話やPHSはすべて電子メールが読み書きできるようになるでしょうね。電子メールが使えないサービスや端末は生き残れないと言っても過言ではありません。 キャリア(通信事業者)によっては、同一キャリア同士に限ってメールをやり取りできるものがあります(たとえば、IDOのプチメール)が、これははっきり言って×。だって、相手が同じキャリアと契約していると言う保証はないし、オフィスのパソコンから送るなんていう技が使えませんからね。このテのサービスはこのテのサービスで面白いところがあるので存続するでしょうけど、実用面を考えれば、やっぱりインターネットのメールと接続したサービスが有利ですね。 ただ、ちょっと気をつけたいのが着信通知の話。携帯電話やPHSの電子メールサービスは、キャリアのメールサーバに蓄積されるものと端末に直接届くものの2種類があります。前者はユーザーがメールを読み出さないと、その効力を発揮できません。後者は端末に届くまで繰り返し、キャリアのサーバから送信してくれます。当然、後者の方が確実に連絡が取れますから便利ですよね。だから、ボクはJ-PHONEのSkyWalkerをおすすめしてるわけです。NTTドコモの10円メールは前者のタイプで提供していましたが、最近、ショートメールに着信通知をしてくれるサービスを開始しました。でも、端末がショートメールに対応してないと使えないのが難点です(ボクのP101は対応してないのです)。 10円メールと言えば、最近、ポケットボードが爆発してます(笑)。例のCMの効果が出てきたのか、とにかく女のコに人気急上昇中です。新宿、渋谷、秋葉原など、いろいろなところで品切れ続出で、NTTドコモでも増産に追われているそうです。パールホワイトのモデルは秋葉原などで少し残っているようですが、ブルースケルトンのモデルはまず手に入らないという人気ぶり。とにかく簡単に電子メールが使えるように工夫されているので、彼女や奥さんにプレゼントしてみるといいかも。ただ、10円メールをサービスしているマスターネットのアクセスポイントが思い切り混みまくってるので、その点はご注意を。あ、メールが中心なら1.5GHzが安いのでおすすめです。 1998年7月15日 どうする? NTTドコモ携帯電話に関するネタをもうひとつ。最近、ボクがJ-PHONEを愛用している理由のひとつに挙げられるのが、長らく愛用してきたNTTドコモが都市部で使えないケースが増えていることです。NTTドコモはすでに東京だけで800万以上、全国で2000万近い契約数を誇っています。NTTのアナログ回線の契約数が6000万であることを考えると、いかにその数がスゴいかがわかります。ところが、携帯電話で利用できる周波数帯域には限りがあるため、一度に多くのユーザーが利用しようとすると、「つながらない」「切れる」といった現象が起きてしまいます。その傾向が顕著に出ているのが東京23区内です。 たとえば、金曜日の夕方あたりの新宿や渋谷では、NTTドコモの携帯電話が使えないといったことがよく起きます。夕立でも降ろうもんなら、みんなが電話を掛けまくるので、さらにシビアになります。ボクは普段、クルマで移動しているのですが、電話で話しながら新宿や渋谷を通過すると(ちゃんとイヤホン使って、ハンズフリーにしてます。片手運転はやめましょう)、必ず切れてくれます。IDOも数ヶ月、試してみましたが、NTTドコモよりはマシなものの、あまり症状は改善されません。その点、J-PHONEは比較的安定して通話ができます。おそらく、同じ1.5GHzのツーカーセルラー東京も同じようなものでしょう。また、移動しないのであれば、やはりPHSが安定してます。 NTTドコモでは1.5GHz帯の端末をシティフォンと名付け、積極的に拡販につとめていますが、これは800MHz帯の混雑緩和が狙いなのです。それくらいNTTドコモの800MHz帯は厳しい状況にあるというわけです。また、来年にはNTTパーソナルから引き継いだPHS事業を活かし、PHSと携帯電話のデュアルモード機を販売すると言われていますが、それまでシステム的に持つかどうかが不安です。 NTTドコモはエリアの広さで順調にユーザー数を伸ばしてきましたが、ここに来て、それが逆にアダになりつつあるわけです。ボクもNTTドコモの端末を手放すことはないでしょうけど、発信に関してはしばらくJ-PHONEを愛用することになりそうです。ユーザーの自衛策としては、他のキャリアに乗り換える、PHSや他の携帯電話を併用するといった方法が考えられます。さて、みなさんの携帯電話はどうですか?
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