- アイ・オー・データ機器 DFM-288
発表から2カ月、ようやく出荷されました。ダイアルすると、FAX送信時のようなCNGトーンが聞こえます。たぶん、Firmwareのバグです。接続性はあまりよくなく、28.8Kbpsで接続しても回線断になることがあります。★★★
- アイワ PV-BF288
ランキング2位のPV-AF288に迫る接続性を実現していますが、価格差が3000円程度しかないことを考えると、今イチお買得感がありません。'95年9月に後継モデルとしてPV-BF288M2という製品も発売されました。★★★★
- エクサ FastPower 288
通信販売のみによる流通、98用高速RS-232Cボードの添付など、今までのモデムメーカーとは違ったアプローチをした製品です。28.8Kbpsで接続できる頻度は高いのですが、回線断になってしまうことが何度となくありました。★★★☆
- オムロン ME2814B
ファジー機能を搭載したオムロンのV.34モデムは、今までの製品とは違い、海外で生産されているようです。接続性はサン電子 MS288AFやアイワ PV-AF288に迫るものがあります。ただし、セールスポイントのファジー機能がネックになることもあるので、調子が悪いときはファジー機能をOFFにしてみるといいでしょう。★★★★
- オムロン MP102V
カナダのSpectrum Signal Processing社からOEM供給を受けて販売しているISAバス用内蔵モデムです。モデム部はV.34のみ対応ですが、サウンド機能やCD-ROMインターフェイスも搭載しています。ただし、IRQやI/Oポーとアドレスを多く消費するのが難点。モデムとしての接続性はかなり良く、ほとんどのアクセスポイントに24Kbps以上で確実に接続します。安定度も高く、回線断はほとんど見受けられませんでした。★★★★
- オール・テクノロジー・グループ MultiTech Systems MT2834ZDXI
AT&Tのモデムチップセットを使った製品です。Rockwell系に慣れた人はATコマンドで悩むかもしれません。接続性は今ひとつで、コネクトしないところもいくつかあります。いろいろな面でクセがあるので、「ヘンなモデムを触ってみたい」というユーザーにしかお勧めできません。★★★
- Supra Fax Modem 288(ダイアモンドマルチメディア、HAテレコム、丸紅エレクトロニクス)
14.4Kbpsモデムが主流の頃、アメリカで低価格モデムブームを巻き起したメーカーです。ようやくJATE認定の日本仕様のものが販売されましたが、接続性は今ひとつで、回線断を食らうこともあります。フラッシュメモリでFirmwareのUpgradeができるので、今後のサポートに期待しましょう。★★★
- ZOOM V.34X(日本ポラロイド)
Supraと並ぶ低価格モデムブームの火つけ役の1社です。28.8Kbpsで接続することも多いのですが、回線状態に敏感な傾向にあり、19.2/21.6Kbpsまで落ちてしまうことがありました。保証期間が7年というのもひとつの売りです。★★★☆
- ソニー SMD-V340/341/344
接続性は問題ありませんが、不揮発メモリを持たないため、設定を保存できません(AT&Wがない)。インジケーターが少ないのも気になります。SMD-V341/344の方はファクスのメモリ受信機能や回線切り替え機能(ダイアルインサービスではない)も備えています。ソニーらしい独創的な製品です。どうせ買うなら上位2モデルをお勧めします。★★★★
- ソフトウェア・ジャパン Tu-Na-Gu Modem V.34
接続先や回線状態によってかなり左右されるようで、28.8Kbpsでつながったかと思えば、いきなり19.2Kbpsでつながったりします。ATLコマンドでのスピーカーの音の制御が今ひとつで、ダイアル音を出すとちょっと耳障りです。★★★
- 日成電機製作所 FM2814
あまりなじみのないメーカーですが、FM-Towns用のモデムなどを販売していたことがあるメーカーです。富士通パーソナルズが販売しています。'95年夏までに販売されていたものと、現在市場に出回っているものは中味が違います。旧タイプは接続性も良好で、回線断が少なかったのですが、新モデルはアナログ回線経由で19.2Kbps程度でしか安定した通信ができません。★★★
- Panasonic TO-707B
サン電子 MS288AFやアイワ PV-AF288には一歩譲りますが、全体的に遜色ない仕上りです。気になるのは最小限の情報しか書かれていない『松下らしからぬマニュアル』の出来です。★★★★
- プロサイド P288RX
現在、国内で販売されているV.34モデムの中で最も安い製品のひとつです。接続速度は21.6Kbps前後が多いのですが、回線断になる確率はやや低く、それなりに安定した通信ができます。ただ、ZOOM V.34XやDF-288同様、発信時にCNGトーンが聞こえたり、回りの若干ノイズが出ているような症状も示しており、品質は万全とは言えません。★★★☆
- ヒューコム HUCOM EX
最近にしては珍しい金属ケースに納められ、熱やノイズ対策もしっかりしています。回線断もほとんどなく、安定しているのですが、一部、極端に相性の悪いホストもあるようです。パッケージにはWindows95用INFファイルなどは添付されていません。OEM供給元のBOCA ResearchのMV.34E用INFファイルが利用できますが、スピーカーの制御などが効かなくなります。★★★☆
- マイクロ総合研究所 Microcore MC288XL
フラッシュメモリを搭載し、いつでもFirmwareのアップグレードができます。初期モデルは接続速度こそ高いものの、回線断が多く、今ひとつでした。1996年1月26日に同社のサポートBBS(03-3458-9033)でFirmwareの提供が始まりました。FirmwareはVer.1.200とVer.1.400の2種類が提供され、Ver.1.400ではMNP10がサポートされなくなりました。★★★
- マイクロ総合研究所 Microcore MC288XL II
基本的な設計はMC288XLと同じですが、縦横のどちらにでも設置できます。接続性もMC288XLより大幅に改善され、回線断の頻度はかなり減りました。ただ、対V.34接続よりも対V.FC接続の方が安定することもあるので、調子が悪いときはAT+MSコマンドで切り換えましょう。ちなみに、アイシーエムから発売されたMX288Bは、MC288XL IIをベースにしたOEM品です。★★★★
- Microcom V.34 ESII(ヒューコム)
プロバイダなどで推奨・販売されているモデムで、価格的にかなり安いのが魅力ですが、接続性に難があります。従来のDesk Porte Fast ESほどではありませんが、回線断を食らいます。熱対策も万全とは言えません。★★☆
- Midori-Hayes OPTIMA 288 V.34+V.FC(緑電子)
長時間運用時の安定感はあるのですが、回線品質が悪くなると、接続性がガクンと落ちます。ISDNのTAのアナログポートに接続して使うのなら大丈夫でしょう。ただし、送出レベルは少し高めに設定した方がいいようです。★★★☆
- U.S.Robotics Courier DualStandard V.34(インテグラン)
各プロトコルをDSPで実現し、そのソフトウェアをフラッシュメモリに格納しているため、ソフトウェアを書き換えれば、将来的にさまざまなプロトコルにも対応できます。対V.FCの接続性は今ひとつですが、対V.34はほぼ問題ありません。AT&F1で初期化すれば、ほとんどのところにそのまま接続できます。ちなみに、Courierシリーズには安価なCourier V.34があるのですが、日本ではHSTプロトコルにも対応したCourier DualStandard V.34のみが12万8000円で販売されています。価格を考えなければ、お勧めできます。アメリカでは33.6/31.2Kbpsでの通信を可能にする独自規格V.34+をAT&Tとともに公開しました。日本でも間もなく公開される予定です。なお、U.S.RoboticsのFTP siteでは日本版のDSP用ソフトウェアも入手できます。★★★★
- ラビックス PRAGMATIC DL1428R
ラビックスはMacintosh用FAXソフトFAX stf日本語版の発売元でもあります。最近のモデムにしては珍しいほどデザインの仕上げがいいのですが、ATコマンドを発行し、OKが返ってから、モデムがReadyの状態になるのが遅いのが難点です。特に、連続してリダイアルすると、3回に2回程度はATコマンドを取りこぼします。接続性はそれほど悪くありませんが、やはり回線断を受ける確率は高めです。ちなみに、OEM元からの製品供給不足から、ラビックスではこのモデムの取り扱いを中止したそうです。★★★
- ロジテック LFM-288BS
98用ハードディスクなどでおなじみのメーカーです。回線断を食らう頻度は低いのですが、ZOOMなどと同じように回線品質に敏感なようで、同じ環境でも接続する度に28.8Kbpsになったり、19.2Kbpsまで落ちたりすることがあります。★★★☆
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